インドへ行った時のメモ-2日目

インドに行ったときのiPhone メモ帳

 


2日目

 

疲れすぎて昼過ぎまで爆睡。
チェックアウトして、宿の人にミニバス呼んでもらう、500ルピーとまあまあ高い。宿の人にコミッションが入る模様。リキシャで行けばよかった。乗せてもらっているマツダのミニバンは50万ルピーで買ったそう。信号の度に少女が勝手に踊り出し窓から金をせびる。人並みに気の毒に思うが、キリがないことを悟る。

f:id:iwasaki-kazuki:20180403012339j:image



タンドリーチキン発祥の店へ。

モーティマハールデラックスまで。周囲は緑と公園が多く、全く臭くない、綺麗な街。着いてみたら高そうな店構え。店の中はヨーロッパ人ばっか。横にツアーの中年日本人おじさん2人。「若いうちに旅をした方がいい」「女と遊んだ方がいい」中年は皆そういう。余計なアドバイス。お前らみたいなダサいおっさんにはならん。

 

タンドリーチキンうますぎ。火加減と炭火の香りが絶妙。バターチキンカレーもうまい。現地のカレーは日本のインドカレーと違いスパイスの味が前に出てこない。ただただ、うまいカレー。日本のインドカレーはほぼ漢方薬なので嫌いだった。キングフィッシャービールで乾杯。あっさりしてて苦味なし。インドビアもうまい。タイもそうだが、暑い国のビールは味がにている。

 

インド初のビール売ってる店。横にいるさっきのダサい日本人おっさん2人組に余ったカレーを大量にもらう。食う分だけ頼めよ。これだから中年ジャップは。会計はサービス料と税金がかかりインドにしては高かった。トイレに日本語案内がある、店員が日本のガイドブックに自分が載っていると言っていた。のちに聞くと現地の人は全然知らなかった。日本でだけ有名な店らしい。つまりはそういうことだ。

f:id:iwasaki-kazuki:20180402010203j:image

 

 

駅へ。
列車、珍しく遅れず。寝台の下。プラットホームの場所確認。プラットホームにて車両番号確認。乗る。窓がなく鉄格子のみ、バカみたいに揺れるが風が最高。ローカルな雰囲気も旅情緒。タイもそうだが列車の旅がエモい。日本の電車とは違う。ゆったりしている。風を浴びながらチャイとメシを食う。evisbeatsのインストがあう。途中、線路内でフリマをしている人たちがいた。

f:id:iwasaki-kazuki:20180404225115j:image


30分遅れでアグラカント駅到着。

3時間全く苦痛を感じず。こんな通勤電車なら毎日乗ってやってもいい。駅から降りて鬼のようなキャッチゾーンを振り切り、奥でリキシャ拾う。

 

予約したマリオット系列の五つ星ホテルへ。

本当は宮殿ホテルに泊まりたかったが。贅も貧も楽しんでいきたい。清濁併せ呑む人生。上と下を知って入れば怖いものはない。しかし、一泊70000は貧乏学生にはかなりキツいので諦める。リキシャ、場所わからずかなり遠い場所まで安い値段で行ってくれた。グーグルマップ位置情報大活躍。直前予約なので五つ星が一泊一人6500円で朝食付き。

 

門に犬と門番が24時間いるらしい。入り口にも荷物チェックの係員。でかい噴水。アメリカ系列だけあって、白人ばっかり。アメリカ人はどこの国にいっても自国化するというのを感じた。無駄に豪華すぎるロビー。パスポートのみでチェックインできた。内装の金のかかり方が凄い。ここはインドではない、アメリカだ。

 


夕食は近くのバー、ピンチオブスパイス。店選びの基準は酒が飲めるか。オシャレなとこでもどこも安くカレーとタンドリーチキンがある。おじさんのリキシャ。帰りも送ってくれるらしいが40分後に来るという。腹一杯だがカレー、ビール、タンドリーチキン。美味いけど腹一杯。食欲に勝るスパイスは無いことを知る。

 

 

前菜でやたらと出てくる、小さな紫色の玉ねぎまるごとにパクチーヨーグルトソースみたいなやつが毎度のこと、食えない。スパイスのピーナッツと追加のいちごアイスが美味い。リキシャ無視して夜12時までビールをやる。じいさん待っててビックリ。明日もタージ含め全部いってくれるという。提示額はまあまあ高い。マリオットからタージまでで100ルピー以下が妥当か。蚊のごとく、振り払っても意にも介さず、再びアタックしてくる。おそらくこれまで何万回と、冷たく鬱陶しそうに断られてきたのだろう。当たり前らしい。落ち込む、とか言った感情ははじめから持ち合わせていない。その強かさは人生を生き易くしそうだ。少しだけ見習いたい、と思った。